当社の主要パイプラインのうち独自のコンセプト(CAST療法*)のもと開発を進めている抗不溶性フィブリン抗体に関する開発計画が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和5年度「革新的がん医療実用化研究事業」に採択されましたので、ご報告致します。
*がん間質ターゲティングCancer stromal targeting (CAST)療法
具体的には、本事業の「【領域3】アンメットメディカルニーズに応える新規薬剤開発に関する研究」の「【領域3-1】革新的がん治療薬(医薬品)の実用化に向けた非臨床試験」における採択です。
課題名は、「抗不溶性フィブリン抗体抗がん剤複合体による浸潤がん治療を目指した研究開発」です。
本事業の委託研究開発費を活用しながら、GLP安全性試験等の非臨床開発、コンパニオン診断薬開発、GMP治験薬製造までを実施する計画です。
※採択に関する詳細は、AMEDホームページをご参照下さい。
https://www.amed.go.jp/koubo/15/01/1501C_00065.html
(領域3-1には、13件の申請があり2件が採択されているとのことです)